FEMMが明かす、マネキンから人間へのバージョンアップの真相

ー11月6日リリースのダブルAサイドシングルFEMM + Duke of Harajuku『Level Up / Summer Dream』では、インディレーベル「tokyovitamin」とコラボしてますね。

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LuLa:もともと、私が「tokyovitamin」のVick(Vick Okada)と知り合って、そこから1年越しに彼から連絡があって、チームメイトのDuke of HarajukuがFEMMと一緒に曲を作りたいって言ってるんだけどっていう話をいただいて。ちょうど私たちも新しい音楽を探していたところだったので是非、ということで一緒に作業を進めてできたんです。すごく良いタイミングでした。



ープロデューサーのStar Boyはすごく若いアメリカの音楽シーンで活躍するアーティストで顔にタトゥーが入っている人ですよね。

RiRi:そうです。「星のカービィ」のピコピコ音に一番影響を受けたということで、顔に「星のカービィ」のタトゥーを入れてるんですよ(笑)。めちゃくちゃ売れっ子で、すごく若いからこそ彼の作るトラックは今っぽいし、本当にゲームっぽい8Bitサウンドが入っているのも私たちのテイストに合うと思っていて、今回のコラボレーションはとても嬉しいです。

LuLa:Duke of HarajukuとStar Boyがすごく仲が良くて、これだけトラックがあるからって聴かせてもらったときの曲がほとんどStar Boyのものだったんです。

ー「Level Up」には「FEMM ver.2.0」に至る気持ちがダイレクトに歌われていると思いますが、歌詞はどなたが書いているんですか?

RiRi:デモの段階でDuke of Harajukuがベースを作ってくれていて。もともとは彼氏に対してとか恋愛の中でLevel Upする曲だったんですけど、このタイミングで私たち自身がLevel Upしたかったので、歌詞の内容をみんなで一緒に話しながら作りました。

ーラブソングにご自分たちの今をダブらせたダブルミーニングの曲になっているんですね。

RiRi:そうですね。聴く人によってLevel Upの意味もみんな違うと思いますし、恋愛に悩んでいる子だったら、「もうこんな彼は捨てちゃってLevel Up!」って思う子もいるかもしれないですし。プライベートの他のこと、例えば仕事とか家族のことで悩んでいたら、暗い自分をLevel Upしたいとか、本当に聴く人によって違うと思うんです。だから断言しているような歌詞ではなくて、みんなが自分自身に当てはめることができるように聴いてもらえたらいいなと思います。

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