ハリウッドザコシショウが語る、自身の動画ネタを生み出す新たなラボと取り巻く環境

ーそこのリスクヘッジがちゃんとできてるんですよね。

この仕事をずっと死ぬまでやりたいからだと思いますね。SNSなんかでもそうですし、コンプライアンスも年々変わってきてるから。皆罪の意識がないのが怖いです。こっちは一応発信者だから、年々上がってくるコンプライアンスと闘ってるし、来年あたりになったら今やってることもアウトになっちゃうっていうこともありますから。そこは随時確認していかなきゃいけないなと思います。でも、こんなにどんどん上がっていったら、ただ登場して世に出てくるのもあかんって言われそうで。喋っただけで、お前喋ったな! みたいな感じになったらもう地獄ですよね(笑)。そうならないことを祈りますけど。

ーYouTubeもそうですけど、本当に芸のことしかないというか。ザコシさんは炎上するような案件はないですもんね。

何で炎上するのか僕にはわからないですけどね。小峠も言ってたんですけど、バイきんぐも単独ライブに向けてネタを作っていいのができたなと思ったけど、これテレビじゃできないよって言われたらしいんですよ。テレビ用に作ったのにテレビじゃダメって言われて。なんでって言ったら、放送倫理的に問題があったらしいんですって。でもそういうことは日々あるじゃないですか。知識不足でしたでは済まされない感じになるから怖いですね。



ーでも、それを気にしてても何もできないわけですよね。

まぁやるしかないですよね。自分なりに気をつけて、もしあかんかったらすぐ削除って感じですかね。2年くらい前に個展をやったんですよ。個展で僕のグッズを買ってくれたら、トークライブの券がもらえるっていうもので。なので、そこに来る人は完全に僕のファンですよね。で、僕のファンしかいないからちょっと過激なこと言ったんですよ。ほんのちょっとした下ネタなんですけど。そしたら「お前、それ言っていいのか!」みたいなことを立ち上がって言うおじさんがいたんですよ。怖っ!と思って、もうできねぇなと思いました。

ーやっぱりコンプラって意識しないといけないものなんですね。

ありますよ。2年前3年前と比べると、SNSでも告げ口されるのでライブのコンプラもあって。Twitterにいちいち書かなきゃいいじゃないですか。ライブはそういう楽しみ方があるから、そんなん言いっこなしだと思うんですけど。こんだけSNSでなんでも呟いて炎上しちゃうと、やっぱりチクる人はいますよね。

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