―三者三様の個性があって、きっと音楽面にも反映されていますよね。ところで、もともとシンガーソングライター・コースに通っていた3人がバンドでボーカル、ギター、ベースに分かれているわけですけど、全員歌いたいとは思わなかったのでしょうか。
Maika:そこはまったく揉めたりはしなかったです。
Lily:私は、ヴォイスでシンガーソングライターとしてのパフォーマンスをしていたんですけど、歌よりもギターを弾きたいという気持ちの方が強くなっていたので、何の問題もなかったです。
Maika:私はもともと曲を聴くときに低音がしっかりした曲やベースラインがカッコイイ曲が好きだったので、ベースをやってみたい気持ちが強かったし、それとセンターにMotoを迎えることが嬉しかったので、このバランスでやりたいという思いがありました。
―ドラマーは最初からいなくて、曲も打ち込みで作っていたんですか?
Maika:そうですね、DTMで。
Lily:バンドを始めてから、DTMコースに変わって一から学んでいきました。曲を作るときは、音を重ねて構築するのがすごく好きなので、それができてるんじゃないかなって思います。
Maika:今作の「シェキララ」と「Digital Persona」は生ドラムを叩いていただいています。作曲の時点では、「こんな感じのドラムにしてみたい」という曲があったら、それを聴きながら打ち込んでみて、試しながら作ってます。