iScreamが語る、シングル制作の裏側、EXILEからの刺激、ワンマンへの決意

「恋するプラネット」の遊び心

—「恋するプラネット」は、歌詞がZERO(YVES&ADAMS)さんですけど、作曲されてる方々は外国の方(John Mars, Cazzi Opeia, Ellen Berg)なんですよね。

RUI:はい、現場に来てくださって。それこそ、その遊び具合を一緒にディレクションしながらやらせてもらいました。

HINATA:現代の女の子たちが思うこととか、昔と今のギャップみたいなものを書いてくださっていて。“言いたいことも言えちゃう20’s Style”って歌詞では、いろんなことをSNSですぐにつぶやけちゃうのが、2000年代だよねってメッセージを表していたり。楽曲自体はちょっと懐かしい感じなんですけど、歌詞は現代の女の子の気持ちとか、今の時代に合わせた内容になっているので、そこのギャップが面白いなって思います。

—「恋するプラネット」はユルめで楽しめますよね。「Catwalk」はかっちりした世界観がある。テイストは違うけど、両方とも今っぽい感じの曲に仕上がりましたね。

RUI:そうですね。これまでのリリースはバラードとか、「つつみ込むように…」みたいなミディアムテンポの楽曲が続いていて、そこからの今回のアップテンポな2曲なので、普段以上に自分たちがやりたいことをぶつけられたかな、と思います。
自分たちがチェックしてる今っぽいサウンドとか表現したい声質とか、そういうものを全部解き放てた気がします。

—今はK-POP的なテイストが流行ってるけど、iScreamにはそれとは違う方向で勝負してる感じがすごくある気がします。そういえば今年はEXILEのアリーナツアーのオープニングアクトを務めたんですよね。

YUNA:はい。仙台、大阪、名古屋、広島。最初は心臓が飛び出しそうなぐらい緊張してたんですけど、アリーナに立ってから私たちのことを知ってくださる方がすごく増えて、歌い終わる度に鳴り響く拍手の音が、自分たちがイヤモニをしてても聞こえるぐらい大きくて。iScreamでもいつかアリーナとかドームに立ちたいって夢を、こんなにたくさんの方々と叶えていけるかもしれないと思ったら、より気合いが入りましたし、もっともっと大きなステージに立ちたいなって思わせてくれたステージでした。EXILEさんにも感謝してますし、私たちがオープニングアクトとしてパフォーマンスしてるときにも、皆さんが立ち止まって見てくださったり、席を立って見てくださったりしたことにすごく感謝してます。

RUI:アリーナの円形ステージでパフォーマンスさせてもらうことは初めてだったので、私たちのことを知らないお客さんの反応を踏まえて、もっとこうした方が皆さんに届くんじゃないかってアドバイスを、ライブの制作を担当してくださっているスタッフさんから毎公演もらえて勉強になりました。皆さんの心に私たちの歌を届けて両想いになることをモットーに、このオープニングアクトは回らせていただきました。

HINATA:大先輩であるEXILEさんと同じステージに立つことは、私たち自身EXPGの頃からの夢でしたし、アリーナに立つこと自体が大きな夢だったので、その機会をいただけてすごくうれしかったです。私たちのことを初めて見た方がほとんどだったと思うんですけど、それでもあたたかく私たちのパフォーマンスを見てくださって、拍手してくださったり、SNSをフォローしてくださったり、1公演ごとに皆さんがiScreamを知ってくれている感覚がありました。EXILEさんも終わった後に「よかったよ」っていつも褒めてくださって、すごく愛されてるなって感じたステージでした。

Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE