MAZZELのRANが語る、ダンサーからアーティストを目指した理由

「表現力の最強を突き詰めていきたい」

―歌に関して、今は自信を持てるようになりました?

まだまだ全然成長途中ではあるんですけど、負けず嫌いなところもあるので。自信はありつつ、でも満足してない感じです。自分の歌声の特別性みたいなのも見つけ出していけたらなと思っているので、そのために頑張ってる途中ですね。

―この先MAZZELとして描きたい夢を、RANさんとしてはどのように想像してますか。

一番はMAZZELがやりたい音楽を体現していくことなんですけど、先ほども言ったように、個をいかしたグループを目指したいなと思います。時にはある人の個性をいかした曲調があったり、時には別の人の個性をいかした曲があったり。全員がその人になれるし、その人も全員になれるみたいな、その人の個性に染まって8色出していけるようなグループになれると面白いかなと思います。ゆくゆくは、ソロやユニットで活動する人が出てきても、でも8人揃ったら「やっぱりMAZZELやべえわ」って思われるグループになりたい。最終的な着地点はそこですかね。



―それでいうと、RANさんがこの先個人としてやりたいことは何かありますか?

僕はいろんなことをやりたい人なので、夢が多いんですけど(笑)。俳優業も身体や言葉を使う表現方法だと思うので、表現者としてやってみたいし。ドラマや映画を見るのは好きで、自分じゃない誰かを演じるすごさに憧れるんですよね。モデル業もやりたいです。表現力の最強を突き詰めていきたいなと思います。僕の人生のゴールは、いろんなものも含めた表現者としての一人みたいな、自分が表現するものの特別性を証明することです。

―やっぱりRANさんは人間の身体表現そのものに興味と憧れがあるんですね。

そうですね、そこに興味があります。

―今日いろんなことを話してくれましたけど、ここまでで触れなかったことで「実はあの出来事が人生において大きな影響を与えているんだ」みたいなことは何かありますか。

でもやっぱり一番は、この世界に入ったことですね。それが人生の一番のターニングポイントだと思います。自分が知らなかった自分を知れた世界でもあるし、もっともっといろんなことをしたいと思わせてくれた場所でもあるので。そういう場所をくださったSKY-HIさんはもちろん、支えてくれる周りの仲間たちに感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。逆にこれから自分がそういう存在になっていきたいですし、こういう世界に入ったからには自分で何かを作り出したいという気持ちもあります。新しい文化を作っていこうとしているBMSGという会社で、自分も新しい何かを作り出せるようになりたいという想いがありますね。

―この先RANさんからどんな身体表現、人間表現が生まれてくるのか、本当に楽しみにしています。

頑張ります。僕も楽しみです。改めて自分でも久々にいろんな想いを振り返る機会になりました、ありがとうございました!



<INFORMATION>


1st Album
『Parade』
MAZZEL
BE-U
3月20日発売
https://mazzel.lnk.to/Parade_digital

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