レッド・ツェッペリン究極の名曲トップ40

16.「丘のむこうに」(1973年 原題:Over the Hills and Far Away)

珍しくポップで甘い感じのブギーなロックだが、驚くことにツェッペリンとしては初めてトップ50入りを逃したシングル曲。プラントが純粋かつ魅力的な声で歌い、ペイジはギターをかき鳴らし、3分間の盛り上がりへと続く。




15.「強き二人の愛」(1969年 原題:What Is and What Should Never Be)

プラントが曲の作者として初めてクレジットされた楽曲のひとつ。歌詞は、プラントの妻の妹との情事をテーマにしているとも言われている。優しく穏やかなヴァースから激しいコーラスへの急激な展開は、恋人の囁きかけから熱烈なファンタジーへの変化を物語る。




14.「オーシャン」(1973年 原題:The Ocean)

「オーシャン」は、海のように会場を埋め尽くす多くのファンに捧げた曲。変拍子を使ったファンキーなビートは、長年に渡りエアドラマーたちを苦しめてきた。ボーナムの声が聴ける珍しい作品でもある。エンディングのバッキングヴォーカルにジョーンズと共に参加したほか、オープニングのカウントも取っている。彼の声は、海賊とラッパーを足して2で割ったような感じだ。




13.「幻惑されて」(1969年 原題:Dazed and Confused)

長い間ステージパフォーマンスのハイライトでプレイされた、激しいサイケデリック・ブルーズ。シンガーソングライターのジェイク・ホームズが1967年にレコーディングした作品を、ペイジがツェッペリンのデヴューアルバム用にリメイクした。彼のトレードマークでもある、バイオリンの弓を使ったギターソロをフィーチャーしたライブのジャムセッションは、45分に及ぶこともあった。


Translated by Smokva Tokyo

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