Da-iCEが語る、2022年夏の現在地「魂から歌える楽曲が僕らの持ち味」

-そんな有意義な対バンツアーもありつつ、5月には『THE FIRST TAKE』初の公開収録イベント「INSIDE THE FIRST TAKE」へ出演。最新作『REVERSi』より披露した「Promise」が大きな注目を集めました。

大野:昨年「CITRUS」で初めて『THE FIRST TAKE』に出させて頂いて、そのときはスタジオでしたけど、これまで感じたことのない、初めての緊張感を味わって。たくさんの人に観てもらえることが分かっていたので、勝負したいと思っていたし、でも勝負するならリスクも負わなきゃいけないし、そういう気持ちで挑戦させてもらったら「CITRUS」が羽ばたいてくれた。それ以来の出演、しかも今回は公開収録ということだったので、お話を頂いたときからずっとプレッシャーが凄くて。1ヶ月ぐらい、ずっと頭の中に「INSIDE THE FIRST TAKE」のことがあって、ずっとコンディションも整え続けなきゃいけなかったので、終わったときはスッキリしましたけど、それまでの日々は厳しかったですね。「Promise」は難しい曲なので、あの場で生披露するのは相当なリスクがあったんですよ。我ながら「よく歌ったな」と思います。


大野雄大

花村:本当に怖くて。ふたりで腰を抜かすぐらい緊張しちゃって、いったん後ろに下がってしゃがみ込んだんですよ。

大野:膝カックンと同じ原理ですね(笑)。

花村:でも、本当に「あの緊張感をまた味わうのは、イヤだなぁ」という気持ちはあったんですけど、出たくても出られない人がたくさんいらっしゃるわけで、そんな中で一度経験させてもらったにも関わらず、初めての有観客イベントにまで選んでもらえたのはめちゃくちゃ有難かったです。とにかく僕たちは感情が入ることでより良い歌を届けられるタイプのボーカリストだと思うので、あの場にはピッタリだとも……まぁプレッシャーに弱いので、ピッタリとは言い切れないんですけど(笑)、とにかく集中してしっかりと歌い切れたことでまたひとつ自信にもなりましたし、その模様はYouTubeに公開されているので、これをきっかけに「Promise」も「CITRUS」のように羽ばたいてくれたらなと思っています。



Rolling Stone Japan 編集部

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