Da-iCEが語る、2022年夏の現在地「魂から歌える楽曲が僕らの持ち味」

-極限状態だからこそ限界突破できた感じもあったんじゃないですか?

花村:そうですね。僕、難しすぎてリハーサルでは1回もまともに歌えなかったんですけど、本番では圧倒的に上手く歌えたんですよ。ただ、自分で作った曲に対してそれだけ難しく感じるということは、雄大くんはもっと難易度高く感じていたと思うので、そこは申し訳なかったんですけど、完璧に歌い上げてくれたんです。そこは誇らしくもありますし、同じボーカリストとして悔しくもありました。

大野:ほんと、クソみたいな楽曲を作ってくださって……。

花村:おい(笑)!

-メンバーが作った曲に「クソみたいな」って仲悪いパンクバンドでも言わないですよ。

一同:(爆笑)

工藤:それはヤバい(笑)。

大野:それぐらいクソ難しい曲なんですよ(笑)。でも、逆にああいう音楽の真髄を見せる場所では、ちょうど良い楽曲だったのかなと思いますね。テクニックも要るし、気持ちも乗せなきゃいけないし、それだけ難しくないとあれほどの緊張感は出せなかったかもしれないし。

花村:たしかに。


花村想太

岩岡:本番前からふたりともただならぬ緊張感を放っていたんですよ。

和田:想太くんがあそこまで首の血管が浮き出るぐらい、力を入れて歌っている姿を今まで見たことがなかったので、衝撃でしたね。鳥肌立ちました。

Rolling Stone Japan 編集部

Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE