Da-iCEが語る、2022年夏の現在地「魂から歌える楽曲が僕らの持ち味」

-そもそも、このタイミングで「Promise」を改めて打ち出そうと思ったのはなぜだったんでしょう?

花村:「CITRUS」という曲がたくさん聴いて頂ける状況になったときに、自分たちのハイトーンやテクニカルな部分よりも、感情的な部分というか、魂の乗った歌を届けられたことが「CITRUS」の再生回数に繋がったのかなと思ったんですよね。であれば、今、僕たちが持っている楽曲たちの中で、いちばん魂の込められる「Promise」を「INSIDE THE FIRST TAKE」で届けたいなと。それはもうメンバー全員一致していて、即決だったんです。その結果「CITRUS」以上にエモーショナルな歌を届けられたんじゃないかなと思いますし、改めて魂から歌える楽曲が僕らの持ち味なんだろうなと思いましたね。

工藤:対バンイベントなどの30分ぐらいの尺のライブでも「やっぱりバラードは入れたいよね」という話になるんです。それこそふたりの持ち味を最大に活かすことが出来るので。今、それを担う楽曲が「Promise」なんですよね。なので、この曲はどんどん重要な存在になっていくと思います。



-これまでの話を聞く限り、2022年はかなりエキサイティングな1年になっているんじゃないですか?

工藤:そうですね。例年に比べてもかなりエキサイティング。今まででいちばんいろんなアーティストさんに会っていると思いますし、アウトプットだけじゃなくインプットもちゃんと出来ている感覚はありますね。

岩岡:対バンツアーも初めてだったし、番組でもいろんな方々と共演させて頂いるし、今までになかったような一年を過ごさせてもらっていますね。だから面白いです。

花村:「給料上がった」みたいな変化はないんですけど(笑)。

一同:(笑)

大野:最近はライブのあとに死にかけていたりするんですよ。対バンツアーのファイナルとかヤバかったですもん。

花村:僕もヤバかったです。あのペースでアリーナツアーやったら死んじゃうかもしれない(笑)。

大野:気持ちが強くなり過ぎちゃって、ペース配分とか考えなくなっちゃうんですよ。そこは課題ですね。

工藤:気持ちはオーバーヒートしちゃってるんですよ。

花村:それによって踊りすぎちゃって、歌で息を切らしちゃったり。

大野:どっちもバランスよく出来たらいいんですけどね。単細胞なんで、振り切っちゃうんですよ(笑)。「ここで息吸いたいけど……いいや、踊っちゃえ!」ってなっちゃう。

工藤:それだけ今の僕らはエモくなっているんだと思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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