Aile The Shotaが振り返る2022年 増幅する「愛」の力

音楽仲間であり親友、Novel Coreの存在

―そして、4月6日にはNovel Coreさんと「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」をリリースされています。Rolling Stone Japanではリリース当日に二人に取材をさせてもらって、いいヴァイブスが終始流れていたことをすごく覚えています。

「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」は、今年僕が一番聴いた曲でした。自分のサブスクリプションで1位が「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」って出て(笑)。



―え!(笑)

Coreがめっちゃ笑ってました(笑)。

―それほどまでに自分で聴き返したくなる曲だったんですね。

いい曲だなって、やっぱり思いますね。Coreも、この1年間ずっと近くにいましたし。1年間で本当に、音楽仲間であり親友であり、みたいな関係値を築き上げたというか勝手にそうなったくらい。2人がシンクロしていってるのがちゃんと曲でも出せたなと思います。Coreはライティングも歌も全部のクオリティの進化のスピードが半端じゃなくて。歌のアプローチもCoreから勉強してますし。新譜ができるとすぐに送ってくれるんですけど、毎回喰らいまくってますね。「Novel Coreやばいな」ってずっと思い続けてるし、それがどんどん大きくなっているので、刺激をもらいながらいちファンとして楽しんでいる感じです。

―その翌週にSKY-HIさんと共作した「Bare-Bare」がリリースされて、その後STAMPさんの「愛のせいで」の日本語詞提供もあって。Aile The Shotaはソングライティングでも評価される存在であることを示した1年でしたね。

「愛のせいで」のライティングは、僕を成長させてくれた大きな出来事だと思ってて。タイ語の歌詞を、直訳だけもらって、Aile The Shotaが日本詞を書くということがすごく難しかったんです。自分のフィルターを通してSTAMPさんにお渡しすることが、すごく勉強になりました。





―しかもタイ語の発音と日本語の発音が所々合うように、適切な言葉をチョイスして訳すというのは針の穴に糸を通すような作業ですよね。

合わせましたね。もともと歌詞を書く時に韻の踏み方は大事にしているんですけど、他の言語を詞にする時にもそれが効いてきたというか、やらざるを得ないくらいだったので。それ以降、どんどん言葉の音と意味を大事にするようになりました。

―なるほど、それが3rd EP『LOVEGO』での韻の踏み方の磨きに繋がってるんですね。

そうですね。成長させてくれた作品でした。まさか僕にオファーしていただけると思っていなかったので、超ありがたい出来事でしたね。

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