Aile The Shotaが振り返る2022年 増幅する「愛」の力

直感的にやったものがハマる

—そのあと9月30日にchameleon「Mermaid feat. Js Morgan & Aile The Shota」のリリースがあり、10月14日にはKalassy Nikoff(AK-69)「Over Night Remix feat. Aile The Shota」のリリースがあり。『BMSG FES』前だと、9月11日にSG「閃光 feat. Aile The Shota (Prod. JUGEM)」のリリースがあったりと、9~10月は客演続きでしたね。しかもシーンや世代が違う3人。

完全に別のシーンでしたね。架け橋みたいな存在になりたいとはデビューのタイミングから考えていたので、1年目でその片鱗を見せられたことがよかったなと思います。AKさんとやってる1週間前にchameleonとの曲を出してるっていう感じが、めちゃくちゃAile The Shotaっぽくていいなって。これからより、アンダーグランドからでっかいシーンまで食い込んでいけたらなと思いますね。無視できないくらいの超面白い存在になりたいです。







―しかも歌い方も曲によって様々じゃないですか。「閃光 feat. Aile The Shota」とかもすごく面白い言葉の乗せ方をしてますし。

あれ、めっちゃ楽しかったな。すごく気に入ってるバースです。全部そうかも。客演は自分の作品への愛とは違う好きな感じありますね。呼んでもらった時はAile The Shotaのポテンシャルを見せるチャンスだと思っているんですけど、肩の力を入れずにいいバースを書くことを3曲ともできた感じがあります。

―いろんな音楽が好きというだけでなく、いろんな歌唱テクニックがあるからこそ、あらゆるシーンに足を突っ込めるんだということを示す3曲でもあると思います。「Tiger Style feat. Aile The Shota, JUNON, LEO」のあのウィスパーな歌い方もそうで。

「Tiger Style feat. Aile The Shota, JUNON, LEO」はすごく面白いことやったなと思います。新しいニュアンスのフロウや歌い方が出てくるたびに自分でも「お!」ってなりますね。直感的にやったものがハマるということが、この1年間すごく多くて。直感を信じていいんだなって、この1年、曲を作りながら思いました。

―『THE DEBUT』もロジックではなくヴァイブス、直感重視で作ったと日高さんがおっしゃっていて。そこも並行して走っているからこそ共通している部分なんですかね。

結構影響受けてますもん。スタジオに入ってからリリックもメロディも書いているところを見ると、「あ、それでいいんだ」と思うし、自分でやってみて「できるわ」って。

—しかもそれでできあがるものが……。

かっこいいから。

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