×純文学少女歌劇団が語る、謎を呼ぶミステリー調ミュージカルとライブで描く未来

ーそんな10人から成る×純文学少女歌劇団。自分たちではどんなグループだなと思いますか?

栗捨アガサ/大森莉緒:10人中7人が元ラストアイドルで、3人が新しく加わってくれたんですけど、本当に仲が良いんですよ!

桃園モモ/高橋みのり:プレゼント交換しました! クリスマスと年末の忘年会でやろうと思っていたんですけど、どちらも出来なくなっちゃって。なので、もう春なんですけど、先日、楽屋でクリスマスソングを流しながらずっと渡せなかったプレゼントを交換して。

若草式ジョー/倉持聖菜:クリスマスにお店も予約していたんですけど、いろいろスケジュールが被ってしまって。それで「じゃあ、忘年会のときにプレゼント交換しよう」と言っていたらそれも出来なくなってしまって。ずっとクリスマスプレゼントが家にある状態だったんですよ(笑)。

桃園モモ/高橋みのり:また夏にやりましょう!

一同:(笑)

栗捨アガサ/大森莉緒:元ラストアイドルの7人とTPDで活動していた二葉はずっと歌ったり踊ったりしていたんですけど、なっちゃん(わだこなつ)と聖菜は歌とダンスが未経験だったから私たちが教えたり、演技は逆に教えてもらったりして、互いに補っていける良いグループだなって思いますね。

赤家野アン/橘二葉:元々7人は同じグループにいたので、その輪の中に入っていくのって不安じゃないですか。でも、実際に一緒に活動してみたら、本当にウェルカムな感じで。すぐに話しかけてくれたりしたから「なんて優しくて良い人たちなんだ!」って思いましたし、同時に「なんて可愛い人たちなんだろう!」って思いました(笑)。

若草式ベス/畑美紗起:あと、×純文学少女歌劇団は舞台の内容が奥深くて、考察系? ミステリー要素が満載なんですよね。最初の公演が「File No.0000『フェアリーテイルは盗まれた』」というエピソードゼロ的なお話だったんですけど、その時点で「本がなくなっちゃった。誰かが消えた。犯人は誰なんだ?」みたいな感じでミステリーが始まっていて。さらに、脚本を書いて下さっている三浦香さんがメンバーひとりひとりに別々の秘密を教えていて、その秘密は誰にも話しちゃいけないルールがあって、だからお客さんはもちろん、私もみんなの秘密を知らないんですよ。それを楽しみながら私たちも演じているので、観てくれている方々と一緒に考察しながら「次はどうなるんだろうね?」って話していて。



桃園モモ/高橋みのり:そういう謎が多い内容なので、例えば「前回はこの子の動きを見ていたけど、あの子がどういう動きをしていたか分からないから、もう1回観に行こう」みたいな感じで、同じ公演を何度も観に来てくれる人が多くて。

赤家野アン/橘二葉:私たちも動画で観返したときに「え、なんで睨んでたの?」とかあとから気付くことも多くて、鳥肌が止まらないんですよ! 本当に怖くなってくる(笑)。

若草式エイミー/大場結女:寝れなくなっちゃうよね(笑)。

赤家野アン/橘二葉:あと、×純文学少女歌劇団の舞台をやっていて「TPDと似ているな」と思ったところがあるんですけど、それは小道具がすごく多いところで(笑)。バラとか何かしら持ってステージ袖に捌けたり、また何かを持ってステージに戻ったりする感じは、TPD時代を思い出させるというか。

ーTPDでもめっちゃハコ運んだりしてましたもんね。

赤家野アン/橘二葉:今もハコ運んでますよ(笑)!

Rolling Stone Japan 編集部

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