×純文学少女歌劇団が語る、謎を呼ぶミステリー調ミュージカルとライブで描く未来

ーでは、最後に、×純文学少女歌劇団で実現したいこと。夢やヴィジョンがありましたら、ひとりずつ聞かせてください。

栗捨アガサ/大森莉緒:まだ結成からそんなに経っていないんですけど、その中でもタイでライブをやらせて頂いていて。×純文学少女歌劇団は海外の方からも「このグループ、面白いね」みたいな感じで話題にして頂いているので、いろんな国へ行きたいですね。あと、国内も今はまだ東京でしか公演をしていないんですけど、地方にいる方たちにも会いに行きたいなと思っています。

傘飛空メリー/髙橋美海:ライブパートの「BLACK PARADE」であれば、全国ツアーもできると思うんですよ。やっぱり「東京だと行けないよ」という方も結構いらっしゃるので、今の時代は配信で観て頂くこともできると思うんですけど、ファンの方たちのモチベーションを上げてもらう為にもやっぱり直接会いに行きたいです。それと同時にミュージカルのほうもどんどん盛り上げて、たくさんの人に考察しながら楽しんでもらえるように頑張りたいですね。

若草式エイミー/大場結女:×純文学少女歌劇団はメンバー各々キャラクターがあるので、その状態でバラエティ番組に出たり、YouTubeで何か企画が出来たら面白いと思うんですよね。今はまだ「File No.0000『フェアリーテイルは盗まれた』」公演を終えて、5月から「File No.0001『マエストロには背を向けよ』」公演が始まる段階なんですけど、どんどん公演を重ねていく中でキャラクターも馴染んでいくと思うので、そしたら舞台を飛び出した活動もしていけるのかなって。

若草式ベス/畑美紗起:アニメ化とかしてほしい! もっといろんな方にミュージカルを観て頂く為にも、その物語をいろんなメディアでお届けできるぐらいのグループになりたいですね。

若草式ジョー/倉持聖菜:例えば、こういうグループ名ですから、×純文学少女歌劇団の小説があったら個人的にも読んでみたいですし、そこから私たちのミュージカルやライブに来てくれる人たちも増えると思うんですよ。そういう感じで、常に新しいものを出し続けられる歌劇団になりたいし、同時に謎めき続けていける歌劇団でありたいですね。

赤家野アン/橘二葉:私は野外フェスに出たいです! ×純文学少女歌劇団の「BLACK PARADE」は、先生に隠れて歌って踊ってストレスを発散しているライブなんですよ。なので、野外まで飛び出して大騒ぎできたら面白いだろうなって。欲を言えば、日本だけじゃなくて海外の野外フェスにも出て行きたいです!

胡桃沢セイラ/奥村優希:とにかくこのグループでもっと大きな会場で舞台やライブが出来るようになりたいです。まずは武道館に立ちたいなあ、、と思っています。あとは物語の面白さもたくさんの人に知ってもらい、今までにない新しい唯一無二な存在になりたいです。海外での活動も幅を広げていきたいです。

白雪リンゴ/わだこなつ:ミュージカルって原作があるじゃないですか。元々は小説やマンガだったものをミュージカル化していく。でも、×純文学少女歌劇団はミュージカル自体が原作なんですよね。それをこういう女の子たちのグループで演じていて、同時にライブも展開していく。私はこれを新しいサブカルチャーのはじまりなのかなと思っているので、いつかアイドルでも2.5次元でもない“×純文学少女歌劇団”という新たなジャンルやコンテンツとして確立させて、それを「JAPAN EXPO」で発表したいんですよね。今はK-POPなどの韓国の文化が世界中で評価されていますけど、そこで「やっぱり日本の文化って凄いんだな」って改めて思ってもらえたらなって。それで、いつか「×純文学少女歌劇団みたいな作品を創りたいんだ」と言ってくれる人が出てきてくれたら嬉しいし、それが夢です!

桃園モモ/高橋みのり:私もみんなが言ったことを全部やりたいです! それ以外に叶えたいことを言うなら……『しゃべくり007』に出たいです。×純文学少女歌劇団はそれぞれのキャラクターの中に今ここで話している生身の個性も交じり合っているので、そういうところをどんどん『しゃべくり007』で出していきたいです!

ー『しゃべくり007』に限定しているところが面白いです(笑)。

有栖川アリス/山本愛梨:歌番組にもたくさん出たいです。

ー普通、そっちが先ですよね(笑)。

有栖川アリス/山本愛梨:やっぱりキャラクターがそれぞれ強いグループですし、キャラクターとして歌番組に出演する方ってあんまりいないと思うので、新しい挑戦としてどんどん出て行けるように頑張りたいです!



<リリース情報>



×純文学少女歌劇団
1st EP File No.0000『フェアリーテイルは盗まれた』
配信中
=収録曲=
1. DESTINY
作詞:JxSxK 作曲:松隈ケンタ
2. おとぎ話シンドローム
作詞:塚田リョーヤ  作曲:豊住サトシ
3. ゴシック・アンド・ロリータ
作詞:永井葉子 作曲:松隈ケンタ
4. ファム・ファタール
作詞:井口イチロウ 作曲:松隈ケンタ
5. 道化師たちのロンド
作詞・作曲:松隈ケンタ
6. 黒い蝶
作詞:孤高のぴゅーひょろろ 作曲:YUNOSY

<新作公演概要>

×純文学少女歌劇団 File No.0001『マエストロには背を向けよ』
2023年5月3日(水)〜5月7日(日)全10公演
劇場:Theater Mixa(東京都豊島区東池袋1-14-Mixalive TOKYO 6F)

Official HP:https://fujunbungaku.com/


Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE