ニューヨークが語る、芸人とアーティストの相互関係、『だが、情熱はある』に見る「新しいお笑いブーム」の形

ニューヨークと夏フェス

ー過去にパーソナリティを担当したラジオ『ニューヨークのオールナイトニッポン0(ZERO)』や、ライブの出囃子ではザ・ストロークスの「New York City Cops」が流れるのはお馴染みじゃないですか。今日ぜひお聞きしたかったんですが、今年の「FUJI ROCK FESTIVAL」はどうされるんですか?

嶋佐:もうねえ、フー・ファイターズとかも見たかったんですけど……しんどいなって(笑)。

屋敷:しんどいってなんやねん。

嶋佐:俺、もうフジロックさえも「しんどい」って思うようになっちゃったかあ〜って。だから行かないっすね!



ーなるほど……ストロークスのライブ自体は見たことあるんですか?

嶋佐:あります! 2011年の「SUMMER SONIC」で。あ、今年フジロック出るんでしたっけ? ああ…でも、「苗場遠いなあ」っていうのが先に来ちゃいますね。

ー屋敷さんは?

屋敷:ないっす。何人組かも知らないっす(笑)。女子います?

ーいないっす(笑)。でも、『NEWニューヨーク』は地上波でストロークスの曲がかかりまくる貴重な番組だったので、終わってしまったのが寂しくて。

嶋佐:きっと、スタッフさんがそういう文脈もちゃんとわかって選曲してくれてたんでしょうね。

屋敷:やっぱストロークスに反応してくださるファンは一定数いますよね、Twitterとか見てると。

ー嶋佐さんは「単独のためにいろんな予定キャンセルしてやりますんで皆さんも予定キャンセルしてでも来て下さい!」と書かれてましたが、今年は単独ライブの東京公演がサマソニと被ってますね。去年の『Last Message』はフジロックと裏被りでしたし……。

嶋佐:そうなんです、毎年ミスっちゃうんですよ。毎回そこ確認してスケジュール組もうと思ってるのに、毎年忘れちゃうから案の定ドン被りしちゃいました。うーん、ブラー見たかったんですけどねえ……。リアム・ギャラガーは前のサマソニで一回見たんで、フォール・アウト・ボーイとかも見たかったっす。

ーリアムといえば、『ラヴィット!』ではオアシスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズの曲をまさかのフルサイズでカヴァーしていましたよね。あれって周りの音楽好きの芸人さんから反響があったりするんですか?

屋敷:なんで最初歌うことになったんやっけ? 横田(真悠)ちゃんの誕生日きっかけか。

嶋佐:ノリで「オアシス歌いたい」って言ったらホントに生バンド用意してくれて。すごい反響あってビックリしましたね。千鳥のノブさんとかも「いや~オアシス良かったよ!」って言ってくれましたね。まあ、半分イジられてるとは思うんですけど、貴重な経験させてもらいました。バンドマンでも生放送であんなフル尺で歌えるってなかなかないじゃないですか? ちょっとだけアーティストさんの気分は味わえたかなと。


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