TETSUYAが語る、ソロ20周年での若返りと楽曲制作における哲学

TETSUYA



-そのライヴのMCでも「構想15年、制作10年」と仰っていたソロアルバム『STEALTH』。遂にリリースすることが決まったときはどんな気持ちになりましたか?

うーん……ここに至るまでレコード会社のスタッフが辞めちゃったり、担当が変わっちゃったりしたこともあって、いつになったらリリースできるのか僕も分からない状態が続いていたんですよ。ぶっちゃけてしまうと(笑)。

-ソロのファンクラブを立ち上げたとき、スタッフの後押しがあって設立したと仰っていた記憶があるんですけど、そういう周囲の意見を重んじて動くTETSUYAさんからすると戸惑う状況ではあったんですね。

そうなんですよ。ファンクラブも僕発信じゃなくてスタッフが「作りましょうよ」と提案してくれて、それに対して「でも、やるならちゃんとしたモノをやらないとファンに失礼だよね」って進めていって実現したものなんですよね。僕、案外受け身でプロジェクトが動いていくことが多いので、今回のアルバム『STEALTH』に関しては先が見えない時期もあったんですけど、それでも、そのときそのときにできる限りのことをやってきた積み重ねがこうして形になって、ようやく皆さんのもとへお届けできたことは嬉しく思います。



-ここまで全編にわたってポップでメロディアスで、誰が聴いても名曲と感じるであろう楽曲群はなかなか出逢えないと思いました。これだけ華やかでカラフルなアルバム、自身では仕上がりにどんな印象や感想を抱かれていますか?

僕、ライバルはディズニーランドだと思っていて。ディズニー映画にそんなに詳しくなくても、ミッキーマウスの大ファンじゃなくても、何の予備知識がなくても、ディズニーランドって行けば誰もが楽しめるじゃないですか。そういうモノを僕もアルバムやライヴで目指していて、僕の楽曲を1曲も知らなかったとしても楽しめる音楽空間を創りたいと常に思っているんです。あと、自分自身がマニアックな音楽バカじゃないから「パッと聴きで良いか悪いかだけでいいじゃん」と思っているし、パッと聴いて「あ、良いな」と感じるモノだけを作りたいし、難解なモノは要らないと思っている人なんで。

Rolling Stone Japan 編集部

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