ハイエナカーが語る、「青い自分」に区切りをつけた1stアルバム

―音楽のルーツとしては、日本のロックからの影響が大きいのでしょうか。

そうですね。洋楽はローリング・ストーンズ以外はあんまり知らないです。ちょっとずつ好きなアーティストはいるんですけど、それも好きな邦楽アーティストの影響だったりします。やっぱり、洋楽だと歌詞がわからないし(笑)。そういう意味であまり聴けなかったというか。

―逆に、ストーンズはどうしてハマったんですか。

タイミングが良かったんだと思います。中2ぐらいのときに、エレファントカシマシとかを好きになって、そこから知ったRCを観てから、今度はストーンズを観たときに、キース・リチャーズが中腰で構えてギターを弾いていて。たまたまかもしれないけど、エレカシのギターの人(石森敏行)が同じ弾き方をやっていて。それでよくよく考えたら、RCのギターのチャボさん(仲井戸麗市)も中腰で弾いてるって気が付いて。何か特別な感じがして、そこからハマっていった感じですね。

―そういう系譜があることに気が付いたというか。

そうです。その時期って、今よりもいろいろ聴いて吸収できたというか、ストーンズなんて同世代の人たちは全然知らなかったし、「まわりが知らないものを知っていたい」みたいな気持ちもあったと思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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