歌うだけのガールズ・バンド mzsrzが語る、5人を繋ぐ「歌声」という絆

大原:私はデビュー曲の「夜明け」が一番好きです。今まで自分は、身近な目線に立ったりとか、弱い自分とか逃げたくなるような感情を認めてくれるような曲に出会えたことがあんまりなかったんですけど、それが「夜明け」には詰まっていると思うんです。サビに〈ここで泣いていいよ 違ってもいいよ〉という歌詞があるんですけど、こういう歌詞に出会ったことがなかったので、衝撃を受けたというか。自分たちが歌う曲なんですけど、自分にとっては新しい目線から歌ってくれている曲です。そういう、誰かから認められることが、悩んでいる子には一番必要なんじゃないかなって。今不安なこととか投げ出したくなる状況を抱えている人たちに、是非聴いて欲しいです。あと、デビュー曲なので自分たちの歌声もすごく未熟なんです。だけど、そんな未熟さを聴けるのもこの1stアルバムしかないので、是非「夜明け」を聴いてから他の曲も聴いて、成長を感じてほしいです。



よせい:私は「フィルター」を聴いて欲しいです。この曲は、ちょっと背伸びをした曲というか、苦味のある大人な恋愛の曲かなと思っていて。恋に仕事にと天秤にかけている感じとか、この曲を聴くとキュンキュンするんです(笑)。みなさんにも是非、歌詞を見ながら聴いて欲しいです。ドラマParavi「部長と社畜の恋はもどかしい」のエンディング主題歌にもなっている曲なので、ドラマを見てから曲を聴くともっと、「うわっムズキュン!」ってなると思うので、そこにも注目して聴いて欲しいと思います。



Rolling Stone Japan 編集部

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