歌うだけのガールズ・バンド mzsrzが語る、5人を繋ぐ「歌声」という絆



―1stアルバム『現在地未明』をどんな人に聴いて欲しいですか? また、これからはどんな夢を持って活動していきたいか聞かせてください。


ゆゆん:mzsrzの楽曲は、アルバム『現在地未明』というタイトルとリンクしていて、世界中のどこにいるかもわからない不特定1人ひとりに歌っているので、楽曲の中の主人公はもしかしたら今聴いているあなたなのかもしれないと思っています。もし本当に苦しいときには、このアルバムを聴いていただいて、刺さる曲があればたくさん聴いて、少しでもその人のそばに寄り添うことができたらいいなと感じています。これからグループとしてもお仕事が増えていくと思うので、より気持ちを高めて成長していけたらいいなと思っています。

実果:楽しいときでも苦しいときでも、いろんな人の生活の一部になれたらいいなって思っています。どんなときでも、聴きたいと思った人にたくさん愛される曲になったら良いなと思います。夢は、やっぱり有観客でお客さんの顔を見てライブができたらいいなと思っています。

作山:大きくても小さくても、どんな悩みでもいいので何か1人で抱え込んでいる人に、是非mzsrzの楽曲を聴いて、心穏やかにハッピーに過ごしてほしいと思います。グループとしては、実果ちゃんが今言ったように、有観客ライブをしたいですし、その夢を持ってもっと5人で努力して頑張って行こうと思います。

大原:聴いて欲しい人は、「全員」っていう感じです。仕事に疲れて「もう辞めたい」と思ったら、「夜明け」を聴いて逃げ出したい自分を認めてもらってもいいし、SNSに疲れたんだったら、「ノイズキャンセリング」を聴いてほしいですし、誰かを応援したい、誰かに応援されたいときは「エコー」を聴いてほしいです。



大原:そういう風に、このアルバムはいろんなジャンルと歌詞と、いろんな状況が曲になっています。思春期の人がとくに刺さりやすいとは思うんですけど、大人の方たちとかどんな世代の人でも共感できると思うので、全世代に聴いてほしいです。グループの目標・夢は、いつも聴いてくださっていたり応援してくださっている方の顔や雰囲気を、私たちは知らないまま過ごしてきているので、実際にファンの方に会って確かめたいです。有観客ライブを開くことができたら、その空気感を楽しみたいです。

よせい:全曲、自信をもってオススメしたいので、本当に老若男女、生きとし生けるすべての方々に聴いていただきたくて。どの曲でも必ず当てはまる状況があると思っているので、自分の気持ちが当てはまる曲を、是非このアルバムから見つけてもらって、リピートしてくださったら嬉しいです。グループとしては、(コロナ禍でもありますし)それこそ仕事のときしかメンバーのみんなと会う機会がないので、今年は新たなステップとしてみんなともっと会って、音楽に対する考え方とか、何を目指しているかを改めて、mzsrzとして今後どうやって成長していくかを考えていきたいです。mzsrzの世界観を、私たち自身でもっともっと確立していきたいですね。



<リリース情報>


mzsrz
『現在地未明』
発売日:2022年3月16日

=収録曲=
1. 夜明け
2. ノイズキャンセリング
3. エコー
4. インベーダー
5. パンデモニウム
6. フェーダー
7. アンバランス
8. パントマイム
9. フィルター
10. Repeat

mzsrz OFFICIAL SITE

Rolling Stone Japan 編集部

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