AnonymouzとFleurieが語る初コラボ曲、真の純粋さ描いた「Pink Roses」

―楽曲制作はどのように進められたんですか?

Anonymouz:まずはFleurieさんからデモをいただいたんですけど、私が歌うパートにも英語の歌詞が付いていたので、そこを自分なりの解釈で日本語に書き換えて。最終的には英語と日本語の歌詞の良いところを選んでいって、1曲に仕上げました。

Fleurie:それぞれの芸術性を持ち寄ることが出来たのは素晴らしいことで、とてもよくマッチしたと思ってます。



―「Pink Roses」にどんな思いを込めたのでしょう?

Fleurie:「もし本当の私を知っている人が、私に恋してくれたらどうなるのか?」という白昼夢のような内容です。あなたのことを知りたいと思っている人、あなたを大切にしたいと思っている人が登場して、大切にされることでいかに心が生き生きとさせられるのか、という歌になっています。

Anonymouz:すごい可愛い恋の曲、というのが第一印象でした。私はそういう曲をリリースしたことがなかったので、とにかく新鮮でワクワクして。元の歌詞に“ピンクのバラをもらったんだ” という英詞があるんですけど、私はそれを<トキメキをもらった>とか<恋をある日もらった> と解釈しました。「まだ片想いだけど、きっと相手も私に恋心が芽生えている」って確信してるような、そんなイメージで日本語部分の歌詞を書いていきました。

―これまでは感傷的な心の機微、デリケートな内面を表現する楽曲が多かった中、可愛い恋愛曲を歌うことはなかったですよね。

Anonumouz:ここまでストレートに恋愛を表現した曲はなかったので、すごく嬉しいです。やっぱり片想いっていうテーマがあると、“赤らむ頬” とか “高まる胸” とか、すごいワクワクするような、キラキラした言葉が多くて。自分なりに片想いの曲を沢山聴いて「確かに、この言葉一つで恋って伝わるな」と発見や研究をして、それを歌詞にも反映させています。

Aya Miyahara

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