AnonymouzとFleurieが語る初コラボ曲、真の純粋さ描いた「Pink Roses」

―レコーディングでは、どんなことを意識しながら歌われましたか?

Anonymouz:ちょっと奥手な女の子が、どうにかこの恋を成就させたいと思っている一生懸命さや、先ほどお話しした情景を思い浮かべながらレコーディングしました。

Fleurie:恋に落ちた時のことを思いながらレコーディングしました。メロディがとても楽しいので、そのテンションで歌うこと、心地よくなることを心がけました。Anonymouzさんが語りかけるようにラップする”I used to be a flower on the wall”の箇所は私がこれまでに決してやったことのない歌唱法。『Supertropicali』を作り始めた頃に、楽曲の中に語り描けるようなパートを模索してみようと思っていたんです。テイラー・スウィフトがやっていたり、他のアーティストもやっていることだったので私もトライしてみたかったので、初めてそれを聴くことが出来てとても興奮しました。

Anonymouz:私も話しかけるような歌い方は初めてでした。それを恋している女の子風に表現するのが大事だと思ったので、良いテイクが録れるまで何度も歌いましたね。翻訳もFleurieさんが作ってくださった世界観を壊さないようにってすごく意識していたので、今温かい言葉を頂けてすごく報われた気持ちです。

―改めて「Pink Roses」はどんな楽曲になりましたか。

Fleurie:タイムリーなサウンドでありながら同時にタイムレスでもありますので、この曲にとても自信を持っています。この曲は私にとってとても大切なものとなりました。

Anonymouz:新鮮なメロディやソフトラップのところもそうですし、サビの伸ばしながら揺れる箇所とか、私には思いつかなかったことばかりで。それをアメリカのシンガーソングライターの方々とコラボできたことで、Anonymouzだけでは生まれなかった楽曲がリリースできるのはすごく嬉しいです。ソングライティングの部分でも、とても勉強になりました。

Aya Miyahara

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