森山良子の歌手人生、すべてが歌になっていった55年の歴史と現在を本人とともに語る



田家:この曲を選ばれているのは流れの締めくくりらしいなと思いましたけども。

森山:直太朗になんかちょうだいってしつこくねだって、なんかちょうだいって言ってもらった曲なんです。私50周年なんだけどって言って(笑)。

田家:これをいただいた時はどう思われました?

森山:歌うのがすごく難しかったんです。今でも難しいと思う。5年経っても歌いきれないものがあって、レコーディングに彼らも一緒に来たわけなんですけども、「歌い方そうじゃないから」みたいに逐一歌唱指導みたいなのを受けながら(笑)。バーブラ・ストライサンドのあの曲のあそこのあの感じで歌ってよって具体的に指示があったりして、そういう意味ではすごく分かりやすい指示だったので(笑)。

田家:8枚組の159曲の158曲目がジョンレノンの「イマジン」で159曲目が世界的に大ヒットした「タイム・トゥ・セイ・グッバイ~君と旅立とう」。

森山:「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」はクラシックのコンサートでもよく盛り上げたくて最後に歌ったりしますから、そういう意味ではバッチリだったと思いますね。

田家:この番組は冒頭でもお聴きいただいている新曲で終わろうと思います。8月30日に発売になった「人生はカクテルレシピ」。

Rolling Stone Japan 編集部

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