岡村靖幸、最新アルバム『操』までを当時のプロモーターとV4代表が語る

岡村靖幸





田家:この曲は1ヶ月間の締めくくりとして選んでいただいたわけではなくて、アルバム『操』から2曲お願いしますという中の1曲なのですが、今月最後の曲になりました。この曲を選ばれたのは?

近藤:福田さんがやっている頃、岡村くんは酒を飲まなかったと思うんですけど、90年代、岡村くんは吉川晃司くんと尾崎豊くんと3人でよく夜に移動していて、僕も何度かすれ違ったことがあって。吉川くんと尾崎くんは結構社交的でちょっと酔っ払ってるし、寄ってきてうわーとか来るんですよ。ふと奥を見たら、岡村くんは別のところに1人でポツンと座っているんですよ。あまり酒も飲まなかったから、2人は弾けているんだけど岡村くんは静寂な感じで。僕が仕事を始めてからはちょっと飲むようになって、最近は結構飲むんです。それとともにいろいろなところへ行く機会も増えて、交流もいろいろ増えていって、ミュージシャンの友だちとか。社交的になっていったんじゃないかなと思っていて、それとともにラジオなんかでもそうですし、雑誌でも対談をするようになったりとか。福田さんがやっている頃とはそのへんがちょっと変わってきたのかなと。社交も結構するようになったし、というところからコラボレーションもできるようになっていったんですよね。

田家:今の曲はDAOKOさんが一緒に歌ってます。

近藤:そうですね。これはDAOKOがいるレコード会社の人からオファーを受けてやったんですけど、全体のプロデュースは川村元気さんという、僕も1回お仕事してみたいなと思っていた方ですし、何よりもDAOKOちゃんも非常に魅力的なミュージシャンだったのでやらせていただいたんですけども。とても良いチームワークでとても良い仕事ができたなという見本みたいな曲だと思います。

田家:今月のテーマの「再評価」という言葉について、お2人はどんなふうに考えてらっしゃるかで終わりましょうか。

福田:と言っても、僕の中ではデビューの時から評価はそんなに大きく変わっているわけではなくて、あらためて評価するというよりは今この時点の岡村靖幸くんの素晴らしさをすごく強く感じます。

近藤:本人はきっといろいろな音楽を子どもの時から聴いていて、良い作品に山程出会っている人間なので、良い作品を残していくことに関してはとても興味がある、強い意志を持っていると思うんです。良い作品は良い仕事に繋がっていかなくちゃいけないし、とにかく良い仕事をしていくということだと思うんですよね。その中で評価がブレないようにしていく。そのへんが結構大事なことかなと思いますけどね。

田家:それは我々にもラジオをお聴きのあなたにも言えることなのかもしれないと思いながら1ヶ月を終えたいと思います。ありがとうございました!

近藤:ありがとうございました!

福田:ありがとうございました!

Rolling Stone Japan 編集部

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