ミッキー吉野、70歳記念アルバムを本人とともに語る



田家:ゴダイゴで最初はあまり思うような結果が出ないような時代ではあったんでしょ?

ミッキー:そうですね。ちょうどゴダイゴやろうと思って帰ってきたときが、井上陽水とか吉田拓郎、小室等さん。フォーク全盛の頃じゃないですか。ちょっとお呼びではないな、僕は結構ギンギンでどうしたらここでヒットを出せるかな、やっぱりバンドやるならヒットしなきゃいけないというのがあったので、そこに1番頭を使いましたね。

田家:これがダメ押しになったわけですもんね。

ミッキー:そうですね。おかげさまで(笑)。

田家:これも亀田さんが言われていたんですけど、「銀河鉄道999」をいろいろな媒体が紹介するときってカバーを紹介することがほとんどなくて、みんなオリジナルが頭にある、こんなにオリジナルの印象が強い曲は珍しいと言ってました。

ミッキー:去年もコマーシャルとか、朝のワイドショーとかに使われていますけど、ほとんどオリジナルですもんね。冠婚葬祭全部いける曲だと思うんですよ。結婚式でも新しい旅立ちとか、それからお亡くなりになったときもこれで送れるとか。そういう意味では本当に素晴らしい作品だと思います。

田家:今回のアルバムでは「Take a train ride」の後に「銀河鉄道999」って並びが遊びになってますね。

ミッキー:これがまたいいんだよね。そこからまた続くとかね(笑)。

田家:来週もそういう話になります。ザ・ゴールデン・カップスのお話も伺います。来週もよろしくお願いします。

ミッキー:はい、よろしくお願いします。

Rolling Stone Japan 編集部

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