ハリウッドザコシショウが説く「単独ライブ哲学」、ハリウッド軍団公開討論

渡辺:だーりんずは?

小田:僕らも2016年に一度やらせていただきました。

松本:1回だけやりましたね。でも、それもDVD収録のライブみたいな。


だーりんず(左から、松本りんす、小田祐一郎)

シショウ:単独ライブをやりたいと思う気持ちはあるんでしょ?

小田:シショウが以前おっしゃっていた、普段やっているネタライブは週刊誌、単独ライブはコミックだって言葉があるじゃないですか。

シショウ:単独ライブは、単行本ね。

小田:ああ、そうです。その感覚があって。

シショウ:なるほどね。 だーりんずは、『キングオブコント』対応ライブみたいなネタを、月2本作るライブをやっているんだよね。3組ぐらいの芸人で協力して対決ライブみたいな感じで。



目的があるからそれがいいと思うけど、自分の世界観を表現したいと思うのであれば単独ライブでやった方がいいと思います。単独ライブって、自分の糧になるわけですよ。ネタだけじゃないものも生まれるし、それが売れるヒントになったりする。僕だったら、モノマネ大連発にたどり着いたわけですよ。あれって最初、単独ライブのコーナーでやっていたもので、本ネタではないんですよ。2時間を1人で埋めないといけないからどうするかって。ネタとかでは使えないけど時間稼ぎにはなるなと思って、モノマネ50連発をやったのが最初なんです。そしたら、そっちの方がよくなっちゃった。自分でいろいろ企画してやってみる可能性もあるし、それで自分で稼げるようになるのはうれしいじゃないですか。あなた(松本)みたいに、直近3ヶ月の給料が2000円、0円、4400円……。

松本:なんで覚えてんねん(笑)!

シショウ:体たらくな月給でも良しとするって性分になったら、本当に哀れ哀れの大哀れ。

松本:単独ライブ、なんにも関係ない(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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