ハリウッドザコシショウが説く「単独ライブ哲学」、ハリウッド軍団公開討論

ーシショウは毎日動画をあげてますし、ネタをいっぱい作られているじゃないですか。ネタを作る量は、おもしろさと比例するものなんですか?

シショウ:繋がりますね。僕は単独ライブの2日間をそれぞれ別の内容でやっていて。同じ内容でやったらいいじゃないですかって言う人もいるんですけど、そこは絶対に変えたくなくて。モノマネを1日目と2日目で違う30発ずつ、合計60発を1年で作るわけですよ。本当は100発くらい作った方がいいかなと思うんですけど、最低限60発と思っていて。もし同じ演目にしたら半分の30個で、当たるものも少なくなってきますね。60個作って10個あればいい方ですよ。

渡辺:単独以降も残せるネタがってことですか?

シショウ:うん。1分の1って絶対にありえないからね。大体60発だったら6分の1くらいの確率なのかなとは思います。60分の60って絶対にないからね。

ーちなみに今日の3組には単独ライブを定期的にやっていってほしい?

シショウ:やっていってほしいというか、そのコンビのやり方っていうのがあるからね。さっきも言いましたけど、だーりんずは週刊誌的なペースでどんどんブラッシュアップしているでしょうから、リズム的にその方がいいでしょうし。僕は動画も作るし、チラシとかも自分でデザインするし、トータルでお客さんを笑わせたいから単独ライブの方がいいんですよ。「焼肉ザコシの劇場版バアサンシュー」っていうのが今回の1日目のタイトルなんですけど、タイトルとキャラクター、キービジュアル、その1日はもうこの「焼肉ザコシの劇場版バアサンシュー」のイメージなんですよね。

松本:「劇場版バアサンシュー」?

シショウ:気になります(笑)?

松本:気になりますよ、それ。

シショウ:昔、(松本)りんすのことを好きだった女性のファンから本人に「焼き肉行きませんか?」ってDMが来て。こいつ金がなくて、いやしいもんだから、ええやんええやん!タダで焼き肉食えるやん!って一緒に行ったんですよね。それのオマージュです。

一同:(笑)。



松本:単独ライブ名でしょ、それ!どういうこと?

シショウ:僕はだいたい映画をモチーフにしているというか。ストーリーなんかないんですけど、自分の中でバアサンシューとは何かを考えるんです。そういう感じで単独ライブの側は作っています。「ハリウッドザコシショウ、愛の日」とかじゃ地獄じゃないですか。

桐野:ちょっと観たいですけどね(笑)。

シショウ:ギフト☆矢野がやったライブのタイトルが『ヒトリでフタリ。~恋の日と愛の日~』」だったんだけど、百戦錬磨で女の子を相手にしているのかと聞いたら、生涯1人しか付き合ったことがないって。そこは普段何をおもしろいと思っているのかが出るよね。

松本:一方、こっちはバアサンシューですから。てか、なんで劇場版やねん!(笑)

小田:「焼き肉りんすのバアサンシュー」は実写版だけどな!(笑)

Rolling Stone Japan 編集部

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