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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2011.02.10 00:00
Showroom of Campassion
ケイクは、ベックやウィーザーと同じ90年代のオルタナ変人クラスを卒業しているが、同世代の連中が進化したり死んだりしているのに対し、彼らはおどけたサウンドを鳴らし続けている(ケイクの曲は映画やTVコメデ ...
2011.02.10 00:00
The Party Ain’t Over
ジャック・ホワイトとロック界の元祖お騒がせ娘とのコラボは賑やかで、同時に畏敬の念に溢れている。ジャクソンは73歳にして、「フジヤマ・ママ」のような50年代のロカビリー・ヒットにあった癇癪持ちのオクラホ ...
2011.02.10 00:00
アンダーニース・ザ・ パイン
昨年のデビュー作で幻想的な電子ポップ(「チルウェイヴ」なる呼称も)を展開して注目を集めたコロムビア出身のチャズ・バンディックのソロ・ユニットのセカンド。エレクトロニクスを多用した前作から一転し、生演奏 ...
2011.02.10 00:00
Is Growing Faith
ザ・ストレンジ・ボーイズのメンバー、ティム・プレスリーのワンマン・プロジェクトの2作目がウッジストから。これが“宅録テイストのローファイ・サイケ・ポップ”というレーベルのイメージをかなり忠実になぞって ...
2011.02.10 00:00
Napa Asylum
多少前衛的な酩酊感が持ち味のローファイ・ノイズ・ポップ・バンドの3作目。前作はタイムス・ニュー・ヴァイキングなどを輩出したシルトブリーズという濃厚なレーベルからだったが、今作で名門老舗ドラッグ・シティ ...
2011.02.10 00:00
NO SIGNAL
爆音ダブ・バンド“あらかじめ決められた恋人たちへ”と、京都のシンガー・ソングライター“ゆーきゃん”による異色のデュオ。ニュー・オーダーを思わせる青白いエレクトロ・ビートに乗せて、中性的で線の細いヴォー ...
2011.02.10 00:00
When the sun will rise
主にイラストレーターとして活躍する英ロンドン在住のアーティスト、SHOKO。写真やデザインなど、さまざまな表現方法をとってきた彼女だが、音楽としては初の作品となる。本人の世界観を音にする手助けをしたの ...
2011.02.10 00:00
ゴールデン・ウォーリー
ニューヨークからフィリーを経てワシントンD.C.に向かう途中にある、アニコレとジョン・ウォーターズの街ボルチモアのトリオの3作目。やや硬質で手数の多い複雑かつ変則的なドラムスに、ヒプノティックでフリー ...
2011.02.10 00:00
Cape Dory
素晴らしい逸話がある。デンヴァーの夫婦デュオであるアレイナ・ムーアとパトリック・ライリーは、東海岸沿いに8カ月の船旅をし、その航海にまつわる曲を書いたのだ。ニーコ・ケースがベスト・コーストのファズ・ギ ...
2011.02.10 00:00
ファックミー
吉祥寺でのゲリラ・ライヴをワンカットで撮影した主演映画『ライブテープ』が話題となったシンガー・ソングライターの最新作。三輪二郎がギターで参加したバンド録音の「石」ほか、演奏や歌い回しからは曽我部恵一と ...
2011.02.10 00:00
Kaputt
ザ・ニュー・ポルノグラファーズでボウイ風の曲を歌う縮れ毛の男として知られるダン・ベイハーは、デストロイヤーの名義で、野心的で愛すべきグラム・フォーク作品を10年以上に渡って作ってきた。彼の9枚目のアル ...
2011.02.10 00:00
The King Is Dead
もしも12分半のマーダー・バラッドがあなたのキャリアのハイライトになっているとしたら、そろそろ手綱を引く頃かもしれない。妖精の姫と、姿を変えられた恋人についての複雑な物語調の曲で知られるオレゴン州ポー ...
2011.01.08 00:01
ザ・ビギニング
ウィル・アイ・アムがマイケル・ジャクソンと最後に仕事をした人物のひとりだったということは、ある意味で詩的だ。あなたがブラック・アイド・ピーズを好むかどうかにかかわらず、1100万枚を売り上げた2009 ...
2011.01.08 00:00
メモリーズ、ヴァイオレット・ アンド・デーモンズ
横浜出身の3人組のデビュー作。シューゲイズ的なギター・ノイズのみに固執せず、エレクトロニクスやピアノなども取り入れ、全体的にミドルテンポで、情緒的なトワイライト感を水彩絵の具のようにステレオの奥にじん ...
2011.01.08 00:00
ローリング・ ブラックアウツ
友達が多いことは、パーティ・ピープルの条件だ。この日英男女混成ユニットも例外ではなく、3作目となる本作には、ディアフーフのサトミや、ベスト・コーストのべサニーがヴォーカルでゲスト参加。『サブウェイ・パ ...
2011.01.08 00:00
サイ・ノー・モア
ここ数年、ローラ・マーリングやノア&ザ・ホエールとともに、ロンドンのフォーク・シーンを牽引していた渋ガキ4人組。仲間内でも一際カントリー寄りの彼らは、マンドリンやバンジョーを土臭くかき鳴らし、いつの間 ...
2011.01.08 00:00
クラウド・ナッシングス
USローファイの命脈は微妙な変異を重ねながらも、決して途絶えることはなさそうだ。これはその最新型。並みのパンクよりもパンキッシュで衝動的な疾走感、至極わかりやすくシンプルな構造、抑揚豊かで押し引きとメ ...
2011.01.08 00:00
ピンク・フライデー
“ヤツらを脅かして、ショックを与えて、パニクらせてあげる”と、エミネムとのデュエット「ロマンズ・リヴェンジ」で自慢げに言うニッキー・ミナージュだが、この唯一無二のMCを聴いたことがある人なら誰でも、彼 ...
2011.01.08 00:00
ドゥー・ワップス& フーリガンズ
ラジオをつけよう。ほんのりとソウルフルな、羽根のようなテナー・ヴォイスが聴こえた? それはB.o.Bの「ナッシン・オン・ユー」やトラヴィー・マッコイの「ビリオネア」といったスマッシュ・ヒットでフィーチ ...
2011.01.08 00:00
Ⅲ/Ⅳ
2006年ごろ、多作でドラッグ漬けだったシンガー・ソングライターのライアン・アダムスは更生し、さらにたくさんの音楽を吐き出すようになった。これは07年の『イージー・タイガー』のセッションからの21曲で ...