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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2010.06.10 00:00
Treats
このブルックリン出身のデュオは、陽気なほどシンプルなことをやっている。どこか親しみを覚える、魅力的な原始主義のノイズ。それはポップの知性と、ニュー・ウェーブから60年代ロックまでの伝統への敬意を感じさ ...
2010.06.10 00:00
intention
「お尻をひっぱたけ!」って、タイジ兄さん! 超☆スパンキングっ! 昨年末に再始動したシアター。約5年ぶりの復活作はかなりキテる。今のバンドにはないものすごいエネルギーと音楽性に絶倫☆28号。さすがだぜ ...
2010.06.10 00:00
ブラザーズ
ザ・ブラック・キーズ。シンガーであり、ギタリストであるダン・オーバックとドラムのパトリック・カーニーは、偉大なるバンドの精神を持った2人組バンドである。1年間のソロ活動後(オーバックのソロ・アルバム『 ...
2010.06.10 00:00
All My Friends Are Here
トルコ出身のプロデューサー、アリフ・マーディンはアトランティック・レコーズで、アレサ・フランクリンやビージーズ、ウィリー・ネルソンのために仕事をしてきた。遺作となった本作品(2006年に他界した後、彼 ...
2010.06.10 00:00
Live at the Troubadour
70年代、ジェームス・テイラーとキャロル・キングは実質的な意味において、繊細なシンガー・ソングライター像を作り上げた。LAのトルバドールで一緒にステージに立って40年近く後、2人は2007年に再び競演 ...
2010.06.10 00:00
アメリカン・スラング
ブルース・スプリングスティーンが熱烈なファンを公言するニュージャージー出身の4人組。いぶし銀のメロディック・パンクで、さまざまな層のリスナーから支持を集めた前作を経て、ステージ上では憧れのスプリングス ...
2010.06.10 00:00
A Different Kind of Tension
UKパンクを代表するバンドの1つ、バズコックスの最初の3枚のアルバムは、過小評価された宝石と言えるだろう。1979年リリースの『Tension』はその3枚のなかで最も優れた作品だ。再リリース版にはデモ ...
2010.06.10 00:00
バイオニック
謙遜とか、謙虚といった言葉とこれまでまったく縁のなかったクリスティーナ。2006年にリリースされた前作では、ビリー・ホリデイやジョン・コルトレーンと自分とを比較し、ジャズ・シンガー熱を燃やしていた彼女 ...
2010.06.10 00:00
OVER DRIVE
ELLEGARDENやマキシマム ザ ホルモン不在の今、ライヴ会場で思いっきり暴れて歌えるバンドが少ないと嘆いている人もいると思うが、その手のシーンは彼らに任せておけば問題ないだろう。ヴォーカルにして ...
2010.06.10 00:00
Leave Your Sleep
ナタリー・マーチャントの優れた点は、洗練されたテイストの、魅力的で自然な声である。ゆっくり時間をかけて制作された見事な本作では、アイルランド、中国、アフリカ、ヨーロッパのクラシックなど、さまざまな伝統 ...
2010.06.10 00:00
Before Today
すべての動物が孤独を好むように、アリエル・ピンクもまた、歪んだユーモアのセンスを持つ孤独な愚か者である。本作ではフリー・フォークの過去を捨て、サンシャイン・サイケデリアという新しい領域へと足を踏み入れ ...
2010.06.10 00:00
MALPASO
元春、民生、Coccoらのギタリストとして活躍する長田進、初のソロ作。長田がプロデュースしたGRAPEVINEがバックでタイトな音をプレイし本作の本気度を引き立たせている。M1のインストの気迫溢れるプ ...
2010.06.10 00:00
オー・マイ・ゴッド!
昨年キャスパに取材した時、「ラスコは今は違う道に進んでるよ」とかつての盟友について微妙なトーンで話していたのだが、こういうことだったんですね。ディプロ主宰のレーベルから発売される本作。いい意味でのセル ...
2010.06.10 00:00
ピルグリムス・プログレス
ベルギー南端の街、シメイのプライベート・スタジオで制作された本作。「中世的で魅惑なアルデンヌの森の雰囲気にやられてしまった」とクリスピアンが語るように、この牧歌的な雰囲気は何なんだろう。ここで繰り広げ ...
2010.06.10 00:00
ダイヤモンド・アイズ
デフトーンズの6作目は、2008年の交通事故をテーマにしたもの。ベースのチ・チェンがほとんど意識のない状態になってしまった、あの悲劇である。その歌詞はカタルシスを持つイメージ(揺さぶられる棺、消え行く ...
2010.06.10 00:00
ostooandell
コンプ☆パツパツなアナログ・ビート。洗練されてない感じがまた、温かい感じがしていい。沖縄在住の4人組のセカンド。しかも曽我部恵一プロデュース。もはや太鼓判だろう。1曲目「Bakyun the ever ...
2010.06.10 00:00
The Weapons Of Math Destruction
4年ぶりの新作。物理(=世界の普遍かつ未知の原理)がテーマだ。明確なテーマを掲げ、ここまで完成度の高いコンセプチュアルなアルバムを作れるのは彼らならでは。アバンギャルドかつポップ。当初は「ヒップホップ ...
2010.06.10 00:00
Live on the Sunset Strip
オーティス・レディングが、1966年にLAのウイスキー・ア・ゴー・ゴーで4日間のショーを行った際、カーラ・トーマスがかつて歌ったように、当時24歳だった彼は観客に向かって「紳士淑女の皆さん」と挨拶する ...
2010.06.10 00:00
The Arch Android
ジャネル・モネイはジャンルの壁を越えて飛びまわるのが好きだ。空想的かつレトロ。アウトキャスト風のヒップホップであり、50年代のドゥーワップ、ジェームス・ブラウンに傾倒する。1927年のクラシック映画『 ...
2010.05.10 00:01
ノーバディーズ・ドーター
10年以上ぶりとなるホールの新作『ノーバディーズ・ドーター』。かつてのバンド仲間なくしてホールの名を掲げることは、負けを認めるようなものだと感じるファンもいることだろう。しかし、彼女がこの名前を使って ...