all at onceが語る、真逆な2人がボーカリストとして大切にしているもの

ーそして5曲目に「12cm」です。元々予定されていたデビューシングルの表題曲でした。その分、思い入れも強いと思うんですが、この一年近くの間でこの曲との向き合い方やアプローチは変わってきたりしましたか?

ITSUKI:曲の中の物語の進め方は全く変わっていないのですが、練習を含めたくさん歌ってきてはいるので、自分たち自身の気持ちや歌えることの幸せを一番噛みしめられる楽曲ですね。コロナの影響の中でall at onceが無くなっちゃうんじゃないか、この曲を歌えなくなるんじゃないかと思ったので、今でも「12cm」を歌えていることがすごく嬉しいです。そういう思い入れは最初の頃とは少し違いますね。

NARITO:これから先お客さんの前で初めて「12cm」を歌うときに、もしかしたら泣いちゃうんじゃないかというくらい思い入れがあります。昨年の緊急事態宣言が明けてから「12cm」を歌う機会があったのですが、その時は僕が歌を歌えない状態でした。それから丸々1ヶ月、「12cm」と向き合っている期間があったので、自分が積み重ねてきた部分や苦労は、今思い出しても心に響くものがあります。これからのステージでも大事にしていきたい曲ですね。



Rolling Stone Japan 編集部

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