泉谷しげるデビュー50周年、エレックからフォーライフへの変遷を本人と振り返る

泉谷しげる



家族 / 泉谷しげる

田家:この〈古いものを怖がらない家族にまだお目にかかったことがない〉すごいですね。

泉谷:そこが肝だね。やっぱり、自分たちの世代は歴史がないんで、なんとか作りたがる歪な状態になっていく。

田家:ニューファミリーとかね。

泉谷:そうそう、ニューファミリーですよね。あれは完全断絶じゃないですか。姑、祖父と一緒に住みたくないってことの宣言でしょ。お前、そんなことやって家族できるのかってところじゃないですか。

田家:はい、だから壊れていったわけで。人のこと言えないんですけど、僕も(笑)。

泉谷:つまり、核家族になるってことは責任が半端ないわけよ。おじいちゃん、おばあちゃんがいた時は責任を分けられるというか。子どもの面倒を見てくれたり、孫の面倒を見てくれたりね。良いところもあったわけじゃないですか。だけど、核家族になっちゃうと秘密が増えちゃって、個室が増えていくから余計会話がなくなる。

田家:袋小路に入っていく。

泉谷:袋小路ですよね。団塊の世代ってろくなことやってないね。申し訳ございません!

田家:で、今でも威張ったりしているという、厄介な(笑)。

泉谷:申し訳ございません、本当に(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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