森山良子が語る、80年代半ばの名曲からミシェル・ルグランとの共演



田家:作詞が川村真澄さんで作曲が森山良子さん。

森山:これは田村正和さんと共演した「男たちによろしく」というドラマ主題歌でした。

田家:これはブックレットで知ったのですが、田村正和さんはお兄様のお友だちだったと。

森山:私の兄は中高大とずっとバスケットボールをしておりまして、田村家も亮さんと正和さんはバスケット部でいらしたんですね。正和さんの弟さんの亮さんとうちの兄はずっとバスケット仲間でうちにもよく遊びにいらしたり、その先輩が正和さんでバスケットの先輩でいらして。正和さんはすごく気楽にお話しかけてくださるんですけど、私はもう緊張しちゃって緊張しちゃって(笑)。「正和さん、私すごい緊張してますー」って言うと、「なんで緊張するの?」って言われたんですけど、ずっと緊張の対象の素敵な方でしたね。

田家:お兄様の話は1週目で亡くなった時のことが出てきましたけども、ここで登場するとは、という感じが。

森山:そうですね。やっぱりいろいろなご縁が重なっていますね。

田家:「DANCEー男たちによろしくー」が発売になった1987年はデビュー20周年だったんですね。今日の3曲目は1987年12月に発売になったアルバム『Recollections』から「Eternally~エターナリー~」。

Rolling Stone Japan 編集部

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