浅井健一の尽きない創作意欲、コロナ禍での日々からブランキーの話まで語る

―SHALLOW WELLの話になってしまうのですが、『SPINNING MARGARET』収録の「飛行船」という曲は、セルフライナーノーツによると、元々は歌詞がついていたそうですね。今回はインスト・ヴァージョンで、『SPINNING MARGARET』に収録されましたけど、ひょっとしたら、キルズあるいは浅井さんのソロ名義で歌の入った曲として発表する可能性もあったかもしれない?

けっこう昔からある曲なんだけど、ほんとはそうするつもりだったんだよ。でも、なかなか曲として完成できなくて、ひょっとしたらインストに向いているんじゃないかなと思って、それでインストでやったんだよね。



―それでちょっと思ったんですけど、浅井さんが曲を作る時って、これはキルズの曲だ、これはソロの曲だ、これはインストでやろうというふうに最初から考えるのではなく、とにかく曲を作り始めて、できあがってから、どういうふうにやろうか決めているんですか?

その時の流れとかタイミングとか、そういうことに左右されているかな。ただ、『TOO BLUE』の3曲は、キルズでアルバムを作ろうと思って、2回レコーディングに入って、十何曲かレコーディングした中から一番シングルにふさわしいということで選んだ3曲だね。

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