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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2011.08.10 00:00
スカイ・フル・オブ・ ホールズ
15年間にわたって、ファウンテインズはロック界で最も知的なストーリーテラーであり続け、感動的なまでの的確さとザクザクしたギター・リフで、中産階級の夢と挫折を綴ってきた。そんな彼らの5枚目のアルバムは普 ...
2011.07.08 00:00
ワーキングホリデー
フォークトロニカと呼ばれる音楽の多くは良くも悪くもフラットで、感情表現に乏しい。一方、現在は高橋幸宏とのユニットTYTYTでも活動する宮内優里の最新作では、その高橋幸宏や原田知世、サケロックの星野源と ...
2011.07.08 00:00
Electric Queen
大分県別府市の出身だから温泉=ホットスプリングという、かっこいいんだか、安直なだけなのかよくわからないギリギリのバンド名からして、ロックンロール・バンドらしいクールネスと不格好さをどちらも体現していて ...
2011.07.08 00:00
僕たちの ソウル・ミュージック
台湾出身の4人組。「透明少女」を意識しているとおぼしきバンド名や、「性的地獄」といった曲名などに顕著なように、ナンバーガール、そしてピクシーズやソニック・ユースらUSインディのヒリヒリした感覚からの直 ...
2011.07.08 00:00
DISCO CHAOTIC DISCHORD
初期音源集と同時リリースされた、ランタンパレード=清水民尋による2年ぶりの新作。日常に埋もれた一瞬の輝きを掬い取るようなリリックが持ち味だった彼だが、作品を追うごとにその言葉は苛立ちを増していき、本作 ...
2011.07.08 00:00
Player Piano
トロ・イ・モアが生演奏に活路を見出し、ウォッシュド・アウトがグロウファイのハイファイ化に成功した一方で、こちらのメモリー・テープスはチル・ウェイヴのポップ化に成功したといえるだろう。アウル・シティやパ ...
2011.07.08 00:00
ウィズイン・ウィズアウト
いわゆる「チル・ウェイヴ」と呼ばれるジャンルにおいて、その代名詞的存在ともいえるユニットのファースト・フル。アニコレを手掛けたベン・アレンのプロデュースでスタジオ録音された本作は、「アンビエント色の強 ...
2011.07.08 00:00
ハーバーズ
元ペレ、現コレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズのトーマス・ウィンセクによるユニット。本作の目玉は何といってもボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンのゲスト参加だろう。ヴォルケーノ・クワイ ...
2011.07.08 00:00
プレジャー
メンバーの友人が日本で買ってきたという80年代の通販ボンテージ雑誌から借用した、淫靡なアートワーク。そんな危険な嗜好が当局にマークされたのか(?)、バンド名をピュア・エクスタシーからピュアXへと変更す ...
2011.07.08 00:00
スカイング
ヴォーカルのファリスのサイド・プロジェクト、キャッツ・アイズを経て2年ぶり3枚目となる、バンド初のセルフ・プロデュース・アルバム。前作のラストを飾った「シー・ウィズイン・シー」から連なる、今作のタイト ...
2011.07.08 00:00
ナイト・ギャラリー
ジャッキー・O・マザーファッカーなどでギターを弾く人物を中心とするポートランド産のアヴァン・サイケ・トゥループ=エターナル・タペストリーと、クラウト・ロックやアフロ、フリー・ジャズ(名称はサン・ラに由 ...
2011.07.08 00:00
サブトラクト
ダブステップの磁場から生まれたアーティストの中で、ジェイムス・ブレイクに続くブレイク候補と言えるのが、このサブトラクトことアーロン・ジェロームだ。UKガラージ/2ステップといったアーバン・ダンス・ミュ ...
2011.07.08 00:00
レイヴ・オン・バディ・ホリー ~バディ・ホリーへ捧ぐ
1959年の2月に、バディ・ホリーが飛行機事故で死んだ時、彼はまだ22歳で、57年の秋にクリケッツを従えて放ったデビュー・シングルの「ザットル・ビー・ザ・デイ」が1位を記録して、スターになったばかりだ ...
2011.07.08 00:00
Sound Kapital
ダン・ベックナーと彼の妻アレクセイ・ペリーによるダンサブルなエレ・ポップ・サウンドは、愛や自己発見、再生といったメランコリックなアルバムのテーマと、しばしば矛盾しているように思える。「リパトリエイティ ...
2011.07.08 00:00
にじみ
タラ・ジェイン・オニールやneco眠るなど国内外のアーティストとの共演が活発だった女性シンガーが、5年ぶりにリリースするオリジナル・アルバム。コブシの効いた演歌からスウィング、サンバなど、様々なジャン ...
2011.07.08 00:00
We Must Become The Pitiless Censors of Ourselves
先日亡くなったウォーカー・ブラザーズのメンバー、ジョン・ウォーカーの本名がジョン・マウスだったというのは、偶然にしては興味深い事実だ。アリエル・ピンクやパンダ・ベアーのツアー・メンバーでもあったという ...
2011.07.08 00:00
ギャラクティック・メルト
ツイン・シャドウや『トロン:レガシー』のリミックスでその名を知らしめたちょっぴり太めの宇宙刑事、それがトム・クルーズ……じゃなくてコム・トゥルーズだ。ビデオ・ゲームのBGMのような80年代丸出しのシン ...
2011.07.08 00:00
The Harrow & The Harvest
ギリアン・ウェルチのレコードにはいつでも、彼女のオールド・タイミーな音楽が、過去には属していないと思い出させる瞬間がある。2003年以来となる彼女の5枚目のアルバムで、その瞬間は「シルヴァー・ダガー」 ...
2011.07.08 00:00
One Day Calypso
スティール・パンやガット・ギターの調べに乗って歌われる、異国の情景や知らない誰かの物語。トクマルシューゴがお気に入りとして挙げたことも話題となったアルフレッド・ビーチ・サンダルこと北里彰久は、実は一度 ...
2011.07.08 00:00
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女の子たちが世界を動かす。でも女の子たちを動かすのは? この10年間、その答えはビヨンセ・ノウルズだった。女性がポップ・ミュージックの表舞台に立つエストロゲンの時代に、ビヨンセはディーヴァの中のディー ...